【和の美を繋ぐ~ジャポニズム@明治記念館70周年】
皇室にゆかりの深い織物美術の龍村TATSUMURA
~荒波の奥にあるファミリービジネスが未来に繋ぐ芸術美の装苑~
織物美術家の龍村光峯KOHO先生と後継者周AMANE氏のお披露目展覧会に伺ってきました。
わっ~と溜息をつかんばかりの目を見張る煌びやかさと伝統美。
職人としての美へのこだわりが見る者を、驚きと感動の渦に巻き込んでいく。
雅子妃殿下のご成婚時の衣装を始め皇族方が
ご愛用される芸術美の数々
その和の美は、御所を始め、国会議事堂、博物館、美術館、
この3月に開通したばかりの北海道新幹線内、
数々の重要文化建造物の保存修理にも提供され、
皆さまもどこかで一度は目にしたことがある
のではないでしょうか。
展覧会では、、、先代と後継者の煌びやかな饗宴が繰り広げられ、
KOHO先生のご子息で後継者のAMANE氏の創りだす
伝統と近未来性を融合した作品の数々も
本当に素晴らしかったです。
龍村ブランドは、日本の伝統美を縦横無尽に多くの方々に広め、
未来に繋いでいらっしゃいます。
そんた龍村ブランドですが、、、
「今だからこそ言えるのだが・・・」
と、KOHO先生のお兄様、名映画監督。
親戚のおじさん方との創始者ブランド奪取を巡るお家騒動の荒波をくぐって、
先代が知恵と努力を重ねて、先見の明で創り繋げてきた道なんだだそうです。
大らかで飄々としている光峯KOHO先生も、
そんな動乱の中、若くしてこの道に入り、
外野を恐れず、和の美の探究を見よう見まねで、
自身の感性を最大限に使いながらやってきた。
その究極の技が織りなす美の創出があるからこそ、
このような多く~愛されるブランドになっていったのですね。
龍村KOHO御兄弟のそれぞれの個性で多彩にご活躍される様子を、
名コーディネーターの野中ともよさんとの和やかな雰囲気の中でたっぷり伺えて
とても楽しいひとときでした!
そ・し・て・・・
日本の古神道の心が宿る新緑の森、明治記念館の中庭では、
振袖を纏った女性方が楽しそうに語らい合う光景がとっても微笑ましく、、
先代たちが歩んでみてきた風景と想いを想像しながら、
和の美の伝統を繋ぐ歴史の一歩を満喫してきました。
~伝統の和の美を繋ぐジャポニズム~
写真は、龍村KOHO先生・御兄弟、野中ともよ女史と
ネクストステージ・コンサルティング
http://nextstage-c.com
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『ファミリービジネス事業承継研究会』開催
2016年5月30日(月)18時スタート
http://goo.gl/S0Rto4
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