【経営再生をする先にある、承継とは】
~第54回ファミリービジネス事業承継研究会より~
多くの会社は見えない先の不安を持っています。
それは、あることを可視化して
望むべき方向へと進める
望むべき方向へと進める
大きな道しるべを作ることで解決できる道があります。
先日、ファシリテートさせていただいた
第54回ファミリービジネス事業承継研究会では
桐明幸弘氏による経営再建支援の基本的な考え方を学び
各自が考える、再建の在り方をディスカッションしていきました。
後継者がいないと廃業を決める会社が多くなっていますが
私たちプロの再生アドバイザーからすると
事業価値が十分見れるにもかかわらず
安易に会社を廃業・売却してしまうケースの
なんと多いことでしょうか。
魅力的な経営をすることが
将来に続く会社創りとなるんです。
今、再生モードであっても、
将来輝く原石であるかどうかを見極め
金融機関や取引先との協力関係を
いかに気づいていくことができるかが大切です。
そこに適切に資金を用立てて投資していく
お金の循環を創る技を回していくのが経営なのです。
経営とは、まさに財務。
「財務」という言葉を
たんに、銀行からお金を借りることだと思っていたり
経理会計のことだと勘違いしている経営者が
多いのですが、
会社経営の神髄は、この「財務」というお金の循環を創り
未来の投資に回していくことなんです。
ほかにも、再生を成功させるための
一要因としての「承継」という長きにわたる
次世代へのバトンタッチの在り方など
ここでは語り足りないほど
有意義なディスカッションのひとときでした。
来月のテーマは、経営の運営編。
老舗になる経営とアドバイザーとしてのかかわり方について
さらに議論を深めていきたいと思います。
ネクストステージ・コンサルティング
代表 大山美和
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#再生と承継計画の組み合わせが大切