【銀行が個人保証を外すと言って来たらどうする？！】
会社を長く経営していると、
有事の資金繰りの工面に
銀行（金融機関）からの借入をされている会社も多いだろう。
そして、
お金を借りると付いて回るのが社長の個人連帯保証だ。
個人資産が担保に提供され、
会社の借入の返済が滞ると
最後の手段で手を付けられる個人資産の抵当権執行。
個人の重要財産を物質に
人生を賭して会社経営を行う覚悟が社長には課される。
何十（百）億円の資金繰りの借入に
差し出した個人連帯保証の印鑑捺印。
自身の命までも取られるのではないかとの
プレッシャーに押しつぶされてきた経営者も少なくないだろう。
その個人保証を
銀行が外します！と言って来たら、
あなたはどうしますか？
本気で経営を進めていくのに、
個人保証は絶対必要だ！外さないでくれ！という経営者がいる。
一方で、
個人保証を外してくれるのであれば、
外してもらえるにこしたことはない！という経営者もいる。
どちらも、老舗企業の経営者のことばだ。
老舗企業は、
後継者に経営をバトンタッチする際
優良な有形・無形の資産だけでなく、
借入を含む負債や個人保証までをも
引き継がせなくてはいけない。
個人保証というのは、
人生を賭してまでかけるだけの覚悟があるかどうか
それを問いかける一手段にもなりうる。
あなたは、事業承継を考える前に
個人保証をどう対応しますか。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
平成３１（２０１９）年4月22日（月）
平成３１（２０１９）年4月22日（月）
ファミリービジネス事業承継研究会（第36回）では
老舗企業の社長にご登壇いただき、
事業承継を果たしてきたその過程とヒントをお話しいただきます。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
優良老舗企業は、
個人保証をどのように捉えているのか、
ぜひお聞きしてみたいと思います。
乞うご期待。
代表 大山美和
