ファミリービジネスの潮流＠ケロッグ経営大学院
古巣のD社OBとして、
創業家におけるリーダーシップと題したファミリービジネスセミナーに参加してきた。

星野リゾートの星野社長はじめ
ファミリービジネスの後継者方も真剣な面持ちで聞き入る
Craig教授の講義は明快でファミリービジネスへの想いは熱い！

ファミリービジネスだからこそ抱える
Family、Governor、Managerという多面的な立ち位置と
それぞれの間のジレンマとの対決！

これを解決するのが、
①承継財産計画、②戦略計画、③人材育成計画であり、
これそ総合的に対応していくことが必須である。
そして、何よりも”経営”をする上での
いかにどうお金を用立てて回していくのかという、いわゆる、
”ファイナンスFINANCE”が大切である。

ファミリービジネスのリーダー達は、以下に事業を継続させていくか！
継続へのプランニング　Continuity Planning!　これにかかっている。

ここで語られるトピックのそれぞれが
まさに、我々がネクストステージ・コンサルティング提唱してきた考え方に直結しており
心がる震えるほどシンクロしたセミナーだった。

ファミリービジネスのリーダーはなぜ仕事をするのか？
その目的、ファミリーとノンﾌｧﾐﾘｰという立場の違いによる仕事に対しての姿勢は異なる。

ファミリー一族のリーダーたちの多くは
次の世代のために、
過去から受け継いだ手元のバトンを良い状態で、次に渡したい！
という想いを持って、Stewardshipを持ってビジネスをリードしていく！

ファミリービジネスをリードしていくものとして、
４つのステージを考える！

ビジネスを学ぶ、　ファミリービジネスを学ぶ、　リーダーとしてのリーダーシップを学ぶ、
そして、、、引退することを学ぶ！

、、これには、会場も深い、どこか安堵と納得と覚悟の空気が流れていた。

パネルディスカッションでは、
元ファミリービジネス学会会長の奥村教授やソニーの創業者方を良く知るノンﾌｧﾐﾘｰ役員の青木氏、
400年続く福井の酒蔵が酒屋をコンビニは調理業などの複合業態へ変革をし続ける大津屋の小川社長、
創業家が〇十億円の私財を投げ打って危機を乗り越えた元岩田屋の中牟田社長と、
創業家の後継者の苦悩と革新とビジネスを維持＆継続していく、
生の熱い白熱したお話を伺った。

現場を預かる後継者は、
先代とその取り巻き都の間の、ファミリー家からの後継という偏見と色眼鏡と闘いながら、
時代のものすごい速い流れの中で、
生きるか死ぬかの瀬戸際にいるからこそ、
もがき生きるための革新を続けていること！

懇親会で直接お話を伺った
パネリストやファミリービジネスの後継者の方々は、
とても温和でほっとする、
元気だが謙虚で紳士・淑女の優しい気品のある方々だったのが印象的。

起業して新規事業を立ち上げ、軌道に乗せていく時の、
時には絶望的になるその時に、
ファミリービジネスのリーダーとしてどういう哲学で臨むか！

私自身も起業して、しかも、まさに時代の先駆を進もうとする時の波乱に向かうのを、
新規事業を起こしていくのに、最初は赤字になるのはしょうがない。
そこをいかに同志と試行錯誤し、チャレンジし、軌道に乗せていくか！
1年で黒字にできれば大したものだよ！
本当に本当に涙が出るほど、嬉しい、優しい、感極まる激励の言葉をいただいた！

立場も分野も全く違うビジネスの先輩たちだが、
戦場を生き抜いてきた、そして、
今も戦い続けている柔和と緊張の交差する
そんな雰囲気を持っていたファミリービジネスリーダーの方々との
とても鼓舞されたひとときだった！

ネクストステージ・コンサルティングの創業精神が
まさに素晴らしいファミリービジネスの真の価値を高め継承していく総合支援！
それをさらに広めていきたいと心から思う機会をいただけたこと
お招きいただいたD社およびケロッグ経営大学院の皆様に感謝します。


（ネクストステージ通信）
＃ファミリービジネス　＃リーダーシップ　＃事業承継
http://nextstage-c.com

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『ファミリービジネス”実践”事業承継研究会』
第12回　2017年4月27日（木）18時～＠東京
第13回　2017年5月30日（火）18時～＠東京
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