「あるファミリービジネスに見る事業継承のあり方」（Kindle版）
ファミリービジネス事業承継研究会（著）

ファミリービジネスにおける事業継承とは
いかに行うべきかを
静岡県にある100年以上続いている
ケーイーコーポレーションを事例として
考察した本。


日本は世界でも有数のファミリービジネス国家であるが、
昨今では特に中小企業などで後継者がいない。
いてもどうしたらいいのかわからない、
なかなか先代が引退せずに事業がうまく継承できていない
などといった問題が大きく取り上げられている。

本書は、
5代目へと事業を継承しようとしているケーイーコーポレーションが
これまでどう事業を継承してきたか、そして、
いまどのようにして事業を次の世代へ引き継ごうとしているのかと
細かく解説する。

それにより、同様の問題に悩んでいる企業への参考になるだろう。

また、本書後半には、海外での事業継承問題にも詳しい人々の対談も掲載。
世界ではどうしているのかなども語られる。

事業継承問題に悩んでいる人たち、
家業を継ぐべきかどうか悩んでいる人たち、
関係者、研究者などにおすすめの一冊である。

ファミリービジネス事業承継研究会
ＩＯＣグループ　ネクストステージ コンサルティング
代表　大山美和